【福岡県中間市】月瀬八幡宮
猫城は、室町時代に麻生氏の端城として築かれたといわれ、その城跡には、現在、月瀬八幡宮の社殿があります、
城跡の丘陵は、高さ約20メートルの円錐状で、すそ野には水濠の名残りがみられます。
山鹿城の麻生元重と宗像大宮司氏貞は、数度の合戦に及ぶも決着がつかず、天正6年(1578)、遠賀川の東は麻生領、西は宗像領となります。氏貞は、家臣吉田倫行に雑兵150余人をつけ、猫城に配属します。
天正8年5月、豊後の大友氏(立花道雪の説もあり)の指令を受けて、鷹取城主毛利鎮実が攻め込みますが、宗像勢は激戦の末、これを打ち破っています。頂上からは、遥かに宗像、鞍手、遠賀が一望され、要塞の地であったことが想像されます。
「猫城」の名の由来は、定かではありませんが、「猫が背を丸めた姿に見える」とか、「敵が攻めて来れば高くなり、城より攻め下るときは低くなり、まるで猫のようだ」との言い伝えがあります
猫城跡の碑
拝殿
本殿
神社名 | 月瀬八幡宮 |
住所 | 福岡県中間市上底井野1696−1 |
TEL | 093-244-1824 |
御祭神 | |
創建年 | |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | 有 |
御朱印 | 有 |