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【長崎県諫早市】御館山稲荷神社

長崎県諫早市鎮座の御館山稲荷神社

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矢受石(源為朝の弓矢伝説)

 御館山は標高99mの独立丘で、若き日の源為朝が頂上に館を築いたので、この名がついたと言われています。

 源為朝は平安末期、源為朝の第八子として生まれました。子どもの頃から体も大きく暴れん坊だったので、見かねた父は為朝を九州に追いやりました。しかし、九州でも暴れん坊ぶりはおさまるどころか、戦いに明け暮れ、二年のうちに九州を平定し、鎮西八郎

と名乗るようになりました。

 その頃諫早にもやってきたのか、為朝にまつわる伝説が残っています。

 2メートル半もある強弓を引いた弓の名手である為朝が、御館山の頂上から弓を射ました。すると、その矢は小豆崎にまで届いたそうで、「矢着崎」がなまって「小豆崎」になったと伝えられています。

 この説明板隣の石段を登ったところに、天狗を刻んだ巨岩がありますが、その側面には大きなくぼみがあり、これは為朝の矢がささったあととも言われ「矢受石」と呼ばれています。


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矢受石
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御館山から望む諫早市
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拝殿
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本殿

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神社名 御館山稲荷神社
住所 長崎県諫早市宇都町61−1
TEL 0957-26-1230
御祭神  
創建年  
社格  
建築様式  
駐車場
御朱印