【大分県竹田市】観音寺の十六羅漢
市内最大の観音寺の十六羅漢
この十六羅漢は、作者、年代とともに不明ですが、郷土史の(竹田奇聞)では、大野郡長谷村(現犬飼町長谷)出身の名石工後藤郷兵衛が文化年間(1804~1817)に彫ったものではないかと伝えています。ただし、これには全く裏付けとなる資料はありません。
仏教の修行を完成し、悟りの境地に達した人のことを「阿羅漢」といい、これを略して「羅漢」と呼びます。
釈迦は死を前にして十六人の高弟に永くこの世にとどまり、各地に仏教を広めるよう命じました。
十六羅漢はこの十六人の高僧を表したものです。
羅漢には、それぞれ高僧の名前がありますが、各羅漢の姿かたちはかなり自由で、その容易からは尊名は推しはかることはむつかしいとされています。
遺跡名 | 観音寺の十六羅漢 |
住所 | 大分県竹田市竹田1782 |
TEL | 0974-63-4818 |