【大分県玖珠郡九重町】松木キリシタン墓

九重町指定有形文化財　松木キリシタン墓

　この墓は江戸時代の松木村庄屋松木氏の立派な墓塔の片隅にある。このキリシタン墓は大分市の鶴崎や竹田市方面などで見られるトマス型と呼ばれる形式と同じであるが、銘や十字等の刻みは見当たらない。屋根の線でアンドレアス十字（X字）を表している。

　戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、玖珠郡にも多くの信者がいたことが、当時の資料に報告されている。

　この他に当町大字松木には、ニ・三ケ所同型式のキリシタン墓が点在している。

松木キリシタン墓

遺跡名	松木キリシタン墓
住所	大分県玖珠郡九重町大字松木
TEL
年代
指定区分	町指定
駐車場