【福岡県大牟田市】草木八幡神社
友情の梅
大正2年3月19日、荒尾の宮崎家を訪れた孫文を囲んだ写真である(荒尾市提供)。
宮崎滔天(寅蔵)とともに活躍した宇佐穏来彦(彦麿)の姿もある。当時の新聞には、宮崎家に向かうまでの博多から大牟田までの列車内にて、穏来彦が滔天達ともに孫文と談笑していたことが記されている。この後、孫文は三池炭鉱施設や現三池工業高校、三井倶楽部に立ち寄った。
当社に代々奉職していた宇佐家には、幕末に勤皇の志士として活躍した宇佐益人がおり穏来彦の父にあたる。穏来彦と滔天の関係の深さは、滔天の著書「三十三年の夢」からも知ることができ、また孫文についても滔天同様に交流があったことが分かっている。
穏来彦没後七十年を迎える平成25年の3月に、写真の背景に映る宮崎家の梅の木の接ぎ木を、友情の証そして日中友好の象徴として荒尾市よりこの草木の地へ譲り受けた。宮崎家の老梅は、宮崎家と縁ある太宰府天満宮から移されたものとも伝えられている。
友情の梅
拝殿
本殿
神社名 | 草木八幡宮 |
住所 | 福岡県大牟田市大字草木902 |
TEL | 0944-57-6911 |
御祭神 | |
創建年 | |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | |
御朱印 |