【佐賀県佐賀市】龍造寺八幡宮
当八幡宮は文治三年(1187)龍造寺家の始祖なる南次郎季家が建立し、龍造寺八幡宮と称した。季家は平家追討の功によって源頼朝より佐賀地方の地頭職に任ぜられ、居城内に鎌倉の鶴ケ岡八幡宮の分霊を勧請して祀り歴代手厚く崇拝し祭祀を営んだ。
降って慶長十二年(1607)佐賀初代藩主勝茂は佐嘉城築城に際しこれを白山町に遷座し、宏壮華麗な社殿を造営して寄進した。慶長九年には藩祖直茂の室北の方藤女が肥前鳥居を奉納して聖上萬歳、国家安穏、武家一門の弥栄を祈念している。(現在佐賀市指定重要文化財)、かくて歴代の藩主は佐賀開府の神、佐嘉城の鎮護の神として尊崇の念篤く、鍋島家の産土神として事あるごとに報告祭又は祈願祭を営み、且つ一般の参詣も許した。
廃藩置県後は氏子において一切を御奉仕することになった。
現在、安産、初宮詣り、厄除、交通安全、商売繫盛、家内安全の神として九州一円広く崇敬されている。
拝殿
本殿
神社名 | 龍造寺八幡宮 |
住所 | 佐賀県佐賀市白山1丁目3−2 |
TEL | 0952-23-6049 |
御祭神 | 応神天皇、神功皇后、玉依姫命、住吉三神、天児屋根命 |
創建年 | 1187年 |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | |
御朱印 |