【福岡市博多区】千代森神社
福岡市博多区鎮座の千代森神社
御由緒
当地は、凡そ鎌倉時代頃、松の木以外の樹が、一本もない千代の松原という風光明媚な海辺にあったと伝えられております。
その昔、時の領主がこの地に社殿を建て、地主神として妙見様(北極星)をお祀りしたのが、始まりでございます。
その後、戦国の世となり、大友氏の戦乱にあって、社殿は焼失致しますが、元禄時代に入り、黒田藩の奉行・平井勘太夫重勝の頃、社殿が再興されました。後、宝永時代、稲荷神社が新たに建てられ、妙見社は相殿で、お祀りされるようになったと伝えられています。また、二十五社天満宮は、かつて博多中石堂町(現在の中呉服町)に鎮座されておりましたが、幕末この地に御遷座されました。
大正四年、妙見周辺に点在しておりました幾つかの小社が合祀されて千代森神社は現在の姿になったと伝えられております。
この辺りは街道の要衝で、七本の道が合流する巷(交差点)でありましたので、七ヶ辻と云われておりました。今日、妙見通り或いは妙見の交差点などと呼ばれておりますのは、当社鎮座の由来によるものと云われております。
松の森
妙見のあたりをいふ、七ヶ辻妙見松原の道、諸方ゆく道七すじにわかれたるゆへに名づく、俗諺に昔より寶の■出るにあへば福■を得るといへば、除夜には参詣の人殊に多いいともめでたし
奥村玉蘭(筑前名所図会)
神社名 | 千代森神社 |
住所 | 福岡県福岡市博多区千代1丁目31−30 |
TEL | 092-632-3530 |
御祭神 | |
創建年 | |
社格 | |
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御朱印 |