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【福岡市城南区】御子神社

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御子神社がこの地に建立された年代ははっきりしませんが、明治五年十一月三日上長尾村社に定められ、古きより安産の神、子どもの守り神として近郷の崇敬が篤い神社であります。

当神社に古くからの言い伝えや筑前国風土記拾遺によると、安徳天皇がある年の大晦日太宰府から糸島郡吉井に遷御されたさい(安徳天皇御事績論にもみられます)、白馬に乗ってこの地区を通り過ぎようとされましたが、誤ってシメ縄に引っ掛かり井戸に落ちたと伝えられています。

この古い言い伝えにより、昔から上長尾地区では、白馬は飼わない、正月のシメ縄は飾らない、又井戸を掘ってはならないと言い伝えられています。また、御子神社境内には末社祇園社。豊作の祈願、収穫の感謝を行う社日社を祀ってあります。飛び地境内社として旧シノコに篠子神社(宮司、石橋家自宅内)があります。

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石柱

この石柱は多屋橋(樋井川3丁目)の側にあった『火の見櫓』を支えていた石柱です。

この石柱に高さ15m位の桧柱を建て最上に半鐘を釣り下げ、火災が発生すると半鐘を鳴らして町民に火災を知らせた。

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神社名 御子神
住所 福岡市城南区樋井川3丁目43
TEL  
御祭神 安徳天皇
創建年  
社格 村社
建築様式  
駐車場  
御朱印