【佐賀県伊万里市】伊萬里神社
以前は香橘社と呼び、近傍の岩栗神、戸渡島神とともに香橘の森に合祀されたもので、境内にはお菓子の神様として名高い菓祖中嶋神社が建立されております。
その昔、田島守が天皇の命をうけ、遠く中国あたり(常世の国)へ渡り、非時香果(ときじくのかぐのこのみ)をやっとの思いで見つけ故国へ持ち帰ったところ、すでに天皇は崩御され、それを嘆き悲しんだ田島守は哭死したという悲話があり、田島守の神霊を勧請し祀っています。
また、伊万里神社にはいざなぎ・いざなみ・あめのおしほ・たちばなのもろえの四神が祀られています。
向いの丘陵地には、九州四大名刹の一つ南禅寺派万明山円通寺があり、全国の修行僧が鍛錬に励む専門道場として有名です。
「ときずくのかぐのこのみ」(古代に不老長寿の実とされまた菓子の中でも最上とされた橘のこと)が日本で最初にこの地に植えられたことに鎮座は由来します。
楼門
拝殿
神社名 | 伊萬里神社 |
住所 | 佐賀県伊万里市立花町83 |
TEL | 0955-23-2093 |
御祭神 | 難波王、橘諸兄、伊弉諾尊、伊弉冉尊、天忍骨尊、上筒男命、中筒男命、底筒男命、海津見神・彦太忍信命 |
創建年 | 712年 |
社格 | 県社 |
建築様式 | |
駐車場 | |
御朱印 |