【佐賀県武雄市】武雄神社
武雄神社の創建は、武雄社本紀によれば遠く奈良時代の天平七年(735年)となっています。祭神は武内宿祢を主神とし仲哀、応神両天皇、神功皇后武雄心命を併祀して、五社大明神とも称し往時九州の宗社として、隆々と栄えた時代もありました。神社に保存されている古文書二一八通は国の重要文化財に指定され最古のものは天暦五年(951年)社領を記した「四至実検状」で佐賀県でも一番古く朝廷の実検使が送ったものであります。その他、伏見天皇のご綸旨や源頼朝の御教書をはじめ平安、鎌倉、南北朝、室町時代における貴重な文献であります。神社の大きな行事として、二月十七日歩射祭、十月二十二、二十三日秋まつりお供日行事として「宵の祭」と「流鏑馬」が行われます。第一、第三鳥居は肥前鳥居と称し、その型式が肥前の国独特のものであります。
肥前鳥居(三の鳥居)
武雄市天然記念物
武雄の大楠
幹周 二十メートル、樹高 三十メートル
武雄神社の御神木といわれる大楠である。
樹根の部分に十二畳敷の空洞があり、中に天神様を祀る。
平成元年、環境庁による全国に巨樹・巨木林調査で、全国第六位の巨木であると発表された。県内でも第二位の巨木であり、武雄を代表する樹のひとつである。
武雄の大楠
拝殿
本殿
神社名 | 武雄神社 |
住所 | 佐賀県武雄市武雄町5335 |
TEL | 0954-22-2976 |
御祭神 | 武内宿祢、仲哀天皇、応神天皇、神功皇后武雄心命 |
創建年 | 735年 |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | |
御朱印 |