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【福岡県宮若市】竹原古墳

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福岡県宮若市の竹原古墳
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諏訪神社境内にある
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国指定史跡 竹原古墳

 

 竹原古墳は6世紀後半頃につくられた古墳で高さ五メートルの円墳状をしています。石室の構造は複室の横穴式石室で奥壁上部に石棚をかけています。壁画は奥壁と後室入口の両■石の三ケ所に描かれています。■石の右は朱雀(南を守る神)左は玄武(北を守る神)と思われます。奥壁は両側に一対のさしば(■)を配し下方に波形文。その上に一そうの船、騎馬スタイルの馬をひいた人物、三角連続文、その上に竜とおぼしき怪獣および孤月状のものが描かれています。この絵の解釈としては四神思想ならびに竜媒信仰のあらわれなど諸説があります。この古墳を造った豪族、絵を描いた絵師、石や土を盛った人々、これら祖先の息吹を感じ後世大事に保護する必要があります。


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石室内部

 

古墳名 竹原古墳
住所 福岡県宮若市竹原734−3
築造年代 6世紀後半
型式 円墳
大きさ 高さ5m
石室 複室、横穴式石室
駐車場 有(無料、多数)
備考 見学料大人220円