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【福岡県宮若市】八幡塚古墳

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八幡塚古墳

 

山口川と黒丸川に挟まれた丘陵屋根上に築造された。周溝を有する、径約35m、高さ6・5mの犬鳴川流域では最大の円墳である。昭和47・51年に発掘調査が行われた結果、内部主体は南に開口する全長5・1mの竪穴系横口式石室であることが確認された。数度の盗掘に会っていたが、石室内より鉄剣、鉄刀、鉄鏃、馬具類(鞍等)が、墳丘■より円筒埴輪片が出土した。五世紀後半ごろの古墳と思われる。

この一帯は、八幡塚の他に、斎藤塚別当塚という古墳が存在していたという。別当塚は消滅しているが、八幡塚南の伊野神社に古墳が一部残っており、これが斎藤塚だといわれている。


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八幡塚古墳全景

 

古墳名 八幡塚古墳
住所 福岡県宮若市竹原734−3
築造年代 5世紀後半
型式 円墳
大きさ 径35m、高さ6・5m
石室 竪穴系横口式石室(5・1m)
駐車場
備考