【九州八十八箇所百八霊場】65番札所 延命寺
延命寺の歴史及び山門について
延命寺は、元和二年(1616年)岡山より訪れた龍宣和尚が、当時長崎で流行していた疫病を治す事と港を出入りする多種の船舶の海上安全を祈願する為に建立されました。
その後まもなく、長崎奉行直々のお達しで「長崎界隈総祈願所」として宗旨・宗派にこだわらず、今でいう全市民的な盛り上がりを見せて参りました。
京都総本山 仁和寺との関係も深く、代々住職は、真言宗発展の為多大な貢献をして来た事もつとに知られております。又、入口の山門は、明暦三年(1657年)第二世住職尊覚和尚の時、長崎奉行所立山役所の門をそのまま移築したもので(形式は変わっていないが、現存は門扉のみ)、当時の奉行所との親交も深かった事がうかがえます。
山門
本堂
寺名 | 延命寺 |
住所 | 長崎県長崎市寺町 |
TEL | |
本尊 | |
創建年 | 1616年 |
駐車場 | |
備考 |