【九州四十九薬師霊場】1番 筑前国分寺
筑前国分寺七重塔
この模型は筑前国分寺に建てられていた七重塔を1/10のスケールで復原したものです。復原した高さは5.4mですが実際はその10倍ということになり、遠くからでも見ることができたでしょう。
国分寺は741年に聖武天皇が国を護る目的で全国に命令して建てさせたもので、福岡県内には他に筑後国分寺(久留米市)、豊前国分寺(豊津町)がありました。
塔が完成した当初は柱が朱色、壁は白色、窓(蓮子窓)は緑色に塗られ、相輪や風鐸は金色に輝いていました。今回の復原はその当時の色を塗らず、もし今日まで建ち続けていたらこのような感じになっていたのではないかという思いから、古色で仕上げてみました。
古代の大宰府にはこのほかに観世音寺、般若寺、杉塚廃寺などに塔があり、都をイメージさせる風景が広がっていましたが、いまはその礎石を残すのみとなっています。
復原した五重塔
筑前国分寺跡
本堂
寺名 | 筑前国分寺 |
住所 | 福岡県太宰府市国分4丁目13−1 |
TEL | 092-924-3838 |
本尊 | |
創建年 | 741年 |
駐車場 | |
備考 |