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【九州四十九院薬師霊場】12番 観海寺

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大分県別府市の観海寺
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観海寺縁起

 

 口碑に曰く、奈良時代・養老二年(元正天皇)約1280年前仁聞菩薩始めて錫を此地に駐め温泉を拓き、諸々の病者して入浴せしめ後丘に一宇を建立し観海寺と称す、当時自ら一刀三礼薬師如来の尊像を彫刻し本尊仏となる。

 とあり奈良朝、六郷満山を開いた僧、仁聞の開基とされております。

 現在の観海寺は昭和13年に再興されたもので禅宗系・曹洞宗です。

 新しい資料では豊後の国主大友宗麟の古文書が発見され約440年前に当観海寺が有った事が証明されました。

 当寺には後白河法皇の第三皇女・式子内親王百人一首和歌の名手)御墓や幕末の有志二条義実公御墓・特攻撃隊憩翼の碑が有ります。
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本堂

寺名 観海寺
住所 大分県別府市 観海寺4
TEL 0977-23-2639
本尊 薬師如来
創建年 718年
駐車場  
備考