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【福岡市博多区】今里不動古墳

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今里不動古墳

 

 この古墳は、福岡平野の東南部に位置し、月隈丘陵からのびる小高い丘の上に作られた古墳時代後期(6世紀末~7世紀初頭ー今から約1400年前)の直径34mの円墳です。

 墳丘の中には、死者を葬る両袖型の横穴式石室があります。花崗岩の大きな石を組み合わせて作られたこの石室は、奥室(玄室)の前に前室をもつ複室構造で、このように大kな構造の石室は数少なく、福岡平野でも最大級のものです。

 当時、御笠川中流域を治めた有力豪族のお墓と考えられ、古墳時代社会及び古墳の変遷を知る上で貴重なものです。
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