【北九州市八幡西区】一宮神社
北九州市八幡西区鎮座の一宮神社
この地方の氏神、王子神社、大歳神社、諏訪神社の三社を昭和二十五年六月吉日に合祀し、社号を一宮神社と称します。
王子神社は神武天皇が日向の国より東征の途上、筑前のこのところにおいでになり、一年間政務をみられた宮居の地で境内には、古代祭場等、考古学的にも貴重な跡があります。
大歳神社は、三代実録や続風土記にも表れている古くて且、由緒深い神社であります。
諏訪神社は花尾城主麻生氏が信州の諏訪神社を御手洗池のほとりに分祀し、厚く祭られた神社であります。
王子本宮(神籬磐境)
神籬磐境
古事記によると、二千年以上の昔、神武天皇(神倭伊波■昆古命)が御東征のみぎりこの地に御滞在され、御自ら天神地祇を招いて安全と隆昌を祈願した古代斎場です。完全に近い姿で残っているのは、考古学的にも貴重で、当社がいかに古代からの社であったかを物語るものです。
この神籬は記紀に記された神武天皇御東遷のみぎり、この清浄な土地を選び磐境を備け天神地祇を御親祭された神座神処です。此度一宮神社御修築事業に合せこの磐境の復元及び玉垣の新設をなし永く後世に伝えるものなり
神籬磐境
拝殿
本殿