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【福岡市博多区】石投げ地蔵

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地蔵菩薩の由来

 

地蔵信仰は釈迦出現以前のバラモン教の神話に出てくる地天(地神)でやがて仏教に包含されて、インド、中国、朝鮮半島で信仰されていた。

我が国も奈良時代(1270年前)より地蔵菩薩の信仰が初まり江戸時代(385年前)には信仰が盛んになったと言う記事がある。

江戸時代の福岡の学者貝原益軒の書いた筑前風土記(元禄十六年著)によれば「村の西ミヤゾノに石地蔵あり」と記されている。

この石地蔵は今より三百年以前より現在の所に祭られ「石投げ地蔵様」と呼ばれて、安産、子育て、種々の病気やなやみ事等、霊験あらたかなるため村人の信仰極めてあつく、伝え聞いた遠方よりの参詣者も数多く之にこたえてここに地蔵菩薩の由来記を立てる。

地蔵菩薩の呼び名は地域によって異なっているが何処の地蔵菩薩も変わりはありません。
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