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【長崎県諫早市】西郷井戸

 

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西郷井戸

西郷井戸は、この山城ができたころに彫られていて、頂上の高城で使う水はここから汲み上げていたと考えられている。

天正15年(1587)龍造寺家晴(初代諫早家)は、西郷家の高城を手に入れて伊佐早地方の領主となった。その戦いのとき、高城から逃げた西郷軍を龍造寺軍は追跡し、埋津川を渡ったところの扇畑で討ち倒した(陣の辻決戦)。高城に戻った龍造寺軍の将兵は、西郷軍の首をこの井戸で洗って、家晴に差し出した。この言い伝えから、この井戸は西郷井戸と呼ばれている。
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西郷井戸