【福岡県みやま市】長田鉱泉場
長田鉱泉場の由来
徳川末期元治(1864年)の頃、勤皇の志士中田多一郎(熊本藩士)大志を抱き上洛の途中、当地方で不思議の水と恐れられ、だれ一人としてふれることすらしなかった湧水を引用し、持病の胃痛に特効あることを発見、村人に毒にあらずして薬効ありと推め、それを飲用に供したとある。
また一説には慶應三年(1867年)郷土人、木本正蔵の発見とも語り継がれ、明治三年(1871年)旧藩(立花藩)へ願い出て、入湯場を開設、湯治客、後をたたずとの記録もある。
有馬温泉と同質の炭酸湧水で、日本有数の炭酸含有量を誇る。浴してロイマチス、関節炎等、飲用して胃腸疾患、便秘等に特効あり、鉱泉井発掘以来その幸を受け、清流矢部川と国内類例を見ない大楠林を背景に、対岸の船小屋と共に新船小屋温泉郷として発展した次第である。
長田鉱泉のご案内
一 この源泉は、一丈六尺程の地中より湧出る炭酸含有量日本一を誇る冷鉱泉です。(源泉22・8度)
一 「長田鉱泉」の効果を高める飲み方
この鉱泉は、胃腸病、慢性消火器病、慢性便秘に効能があるといわれている健康の水です。続けて飲むことで効果がでてくると思われます。朝起きてすぐ、空腹時にコップ一~二杯飲むと吸収が良く特に効果です。
一 「長田鉱泉」のおいしい飲み方
この鉱泉は、カルシウムやマグネシウムなど天然ミネラル・イオン分が豊富に含まれていて、よく冷やして飲むと、とてもおいしいですよ。又、自然の味覚と共に、お茶・炒飯・コーヒー・焼酎ウイスキーの水割、甘味を加えて天然サイダー等に愛飲すればとてもおいしいですよ。又、容器に入れて、非常用保存水に最適です。
一 「長田鉱泉」のおいしい秘密
地質学者によると、天然鉱泉水は海中で回転しながら順番に堆積して出来た山地ということです。この地層には海中のいろんなミネラル成分や人智では分からない成分が含まれています。このミネラル分が一%ぐらい含まれている水が理想的なおいしい水といわれています。又、体に良い水の条件として、カルシウムはマグネシウムとニ対一のバランスで体内に存在する時、最も良い作用が発揮できるとされています。「長田鉱泉」は、豊富なミネラル分とマグネシウム・カルシウムイオンが理想のバランスになっていますので、まさに自然の恵みを身体の中に取り組む水といえます。(各種分析表をご参照下さい)
遺跡名 | 長田鉱泉場 |
住所 | 福岡県みやま市瀬高町長田2632 |
TEL | |
年代 | |
指定区分 | |
駐車場 |