【長崎県佐世保市】針尾無線塔
無線塔内部
国重要文化財 油庫
油庫は地図①のような針尾送信所建設当時は、現在地より東側に建設されているようである。大正10(1921)年に建設されている。この施設は、ガソリン、軽油、灯油類の保管庫として建設されたために、爆発に耐える構造として、鉄筋コンクリート構造であり、開口部が少ない倉庫建築である。周囲の壁面は、切石で構成されており、電信室と類似の意匠となっている。建物の基礎の部分は幅約4・6m、奥行約4・7m、高さ約4・6mとなっている。多くの建物が戦後に破壊されたが、この施設に残されている少ない構造物である。
油庫
無線塔から望む海峡
遺跡名 | 旧佐世保無線電信所(針尾送信所) |
住所 | 長崎県佐世保市針尾中町 |
TEL | |
年代 | 大正~昭和初期 |
指定区分 | |
駐車場 | 有 |