【山口県岩国市】西岩国駅
西岩国駅の由来
昭和四年四月十五日 岩徳線の一部、麻里布ー岩国町間が開通して、岩国駅として開業しました。昭和九年十二月一日には岩徳線が全通して山陽本線となり、当時が当駅全盛時代で、錦帯橋を中心とした観光客は殆ど当駅を利用していました。駅舎は大正末期から昭和初期の代表的な洋風建築で、錦帯橋にちなんだところが随所に見られ往時の名残りをとどめています。
その後、麻里布地区の発展と交通要街上の点から、昭和十七年四月一日麻里布駅を岩国駅に、岩国駅(当駅)を西岩国駅と改称され、昭和十九年十月一日再び岩徳線となり現在に至っています。
駅名と地名は切り離せないもので、岩国という地名は万葉集巻四に
周防なる磐国山を越えん日は たむけよくせよ荒きその道
その他、古文書や文献に、岩国、石国、巌国として数多く登場しています。
木炭自動車
この木炭自動車は、麻里布モーター㈱藤村一夫氏(故人)がモノを大切にする心を育てたいという気持ちから、昭和初期に使用されていた木炭ガスの発生装置を再現して製作し、岩国市に寄贈されたものです。
車体後部に設置してあるボイラーで木炭を燃やし、ガスを発生させてエンジンに送り込み、ピストンを動かして走るものです。
木炭自動車
遺跡名 | 西岩国駅 |
住所 | 山口県岩国市錦見6丁目15 |
TEL | |
年代 | |
指定区分 | |
駐車場 |