【佐賀県鳥栖市】永世神社
肥前風土記によると、景行天皇が高良の行宮からお帰りの途中、酒殿泉のほとりで食事をされた時、お召しの御鎧が平常とちがって光り輝いているので、占なわせたところ、この土地の神々が、天皇の御鎧をほしがっているとのことであった。
天皇は「そうであったかのか、では、永世の宝とせよ」と仰せられ御鎧を奉納せられた。それで永世神社ととなえ、この地を永吉の里といった。その鎧の貫緒はほとんどみだれ落ちたが、鎧や甲の板は今も残っていると記されている。
後1083年頃になって住吉大神、春日大神、八幡大神の分霊を祀り今までの祭神を地主神となし八幡宮と唱えた。
このように奈良時代以前からの古い由緒深い神社であるが、1580年頃、勝尾城が落城し筑紫氏がほろびた時、兵火にあい神宝、古文書は悉く焼失した。今残っているのは八幡宮縁起掛図三巻と八幡縁起三巻で神宝といえる。
拝殿
本殿
神社名 | 永世神社 |
住所 | 佐賀県鳥栖市永吉町452−10 |
TEL | 0942-83-6723 |
御祭神 | 住吉大神、春日大神、八幡大神、地主神 |
創建年 | |
社格 | |
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駐車場 | |
御朱印 |