【山口県下関市】龍王神社
龍王神社樹林
龍王神社の樹林は、イチイガシを優占種とし、これにタイミンタチバナを中心とした亜高木層、ヤブツバキ、クロキなどの低木層及びテイカカズラ、ツルコウジなどの草本層で構成されている。
本樹林は、暖帯林の極盛相に近い状態がよく保たれ、イチイガシを優占種とするイチイガシ、ヤブツバキ郡落とし県内では他に例のない特色をもつものである。
また、イチイガシの巨樹及び分布上重要な暖地性植物を含んでいるなど、植物生態学的見地からも重要である。
この区域内における樹木の伐採、植物等の採取及び土地の形状変更などの行為をするときは、届出が必要です。
詳しいことは、山口県自然保護課又は山口県下関農林事務所に御連絡ください。
なお、本樹林を良好な状態で保存するために、タバコの投げ捨て等をしないよう御協力ください。
龍王神社由緒略記
故郷社乳母屋神社に故村社大綿津見神社を大正六年五月合祀して龍王神社と改称した又尾崎八幡宮河内神社貴船神社稲荷神社を境内に移転合祀して境内神社とした乳母屋神社は第八代孝元天皇の御代に御鎮座され第二十七代安閑天皇三十二年現在地に社殿を建立し、第四十三代元明天皇の御代社殿を再建され長門国第三鎮守の社と云われた由緒の社で主祭神の玉依姫命は綿津見神の御子神にて姉神豊玉姫の御子を乳母神としてお乳を授け育てられた御神徳に依り乳母屋の社名となり産後の乳不足の婦人が乳授安産育児の神様と崇拝され参拝が多い。
故大綿津見神社は古くは龍王社と称えられた景行天皇二十年二月初申龍王山千母乎嶽に御鎮座され海神大綿津見神を上中下三宮に祀った神功皇后征韓の時、此の御山に登り給いて大神に祈り給い山内屏風谷の大楠樹をもって軍船を造られ山の峠を越して船出し給う故其の峠を船越と名づく、凱旋され給う時、皇久保濱(今の古宿の浜)に御上陸船具陣具を置かせ給い兵器は岩窟に納め綿津見神の謝せられたと傳えられる現在本社の別宮として山頂に上宮中腹に中宮の社殿を鎮祀す八大竜大神海上安全雨乞の神として崇敬され四季を通じ登拝者多い
楼門
仁王像
旧鎮座地吉見中町船越に鎮座の二社
大正六年五月現在地に移転奉斎
尾崎神社
拝殿
本殿
神社名 | 龍王神社 |
住所 | 山口県下関市大字大字吉見下1726番地 |
TEL | |
御祭神 | 玉依姫命、天津児屋根命、大綿津見神、住吉荒魂大神、息長足姫命、誉田和気命 |
創建年 | 1917年(合祀) |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | 無 |
御朱印 |