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【福岡県朝倉市】美奈宜神社

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福岡県朝倉市鎮座の美奈宜神社
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美奈宜神社 大銀杏

 

この大銀杏は寛永十六年(1639年)黒田美作一成(三奈木初代の殿様)が社殿再興の記念として植樹したと伝えられ、樹齢約350年余を経ており、高さ約三十六米余、周囲六米余で、樹勢旺盛で住民の目を楽しませシンボルとして親しまれている。


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由緒

第14代仲哀天皇は古処 白髪山を本城とする敵「羽白熊鷲」を討つため軍を進められていたが、途中病気で急逝し、神功皇后に喪を秘して武内宿祢等を従えて喰那尾山頂(ここから北西200M)の地で陣をしき謀議の末族を討たれた。これは、お告をうけた三神の助であるとして美奈宜川上「池辺」(ここから東300M)の地で戦勝奉告をされた。後に仁徳天皇神功皇后の孫)の勅願により「池辺」にこの神を祭るようになった(西暦1333年)後世ここを「本宮」と云う。

 

遷宮

  1. 大宝元年旧九月二十二日(西暦751年)喰那尾山頂の陣跡へ。
  2. 元弘三年(西暦1333年)大宮谷(ここから100M上)へ。
  3. 天正二年十一月(西暦1574年)領主秋月種実の頃現在地へ。 

神領50町 神官、社僧36人仕えていた

 

社格

貞観元年正月廿七日(西暦839年)「従五位上」と云う位を給う。之は「三代実録」の文中に見える。又延喜式十巻神名帳(西暦920年頃の書)に「筑前国下座郡美奈宜神社三座」名神大と記載あり

 


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神門
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拝殿
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本殿

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神社名 美奈宜神社
住所 福岡県朝倉市荷原2421
TEL 0946-22-7431
御祭神 天照皇大神、住吉大明神、春日大明神、神功皇后、武内宿祢
創建年 751年
社格 式内大社
建築様式  
駐車場
御朱印