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【長崎県雲仙市】小濱神社

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長崎県雲仙市鎮座の小濱神社
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私共の鎮守、小濱神社、剣柄神社は建立以来幾星霜を重ね、永年の風雨による著しい老朽化、平成三年の台風被害等により危険な状態となったので、関係者英知を出し合い協議を重ね、諸般の事情を考慮のうえ、平成の大事業として両神社を合併しm剣柄神社跡地に小濱神社として新たな社殿を建立することとなった。

 ここに氏子・崇敬者が心を一に浄財を寄進し、見事な社殿の造営が成った。

 祖先から受け継いできた氏神様の伝統を、立派な社殿を建立して、私共の手で子孫へと伝えることが出来たことを、共に慶び、誇りとするものである。


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境内池
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玉垣額之助説明文

 1779年(安永8年)小浜村木指に生まれる。幼名喜作本多湯太夫7代親因の下男として奉公後、大阪相撲を経て五代目玉垣額之助に弟子入り、島原藩の抱え力士となる。

1814年(文化11年)大関に昇進、6代目玉垣額之助を襲名。

1823年(文政6年)京都五條家より柏戸と共に横綱を許される土俵入りが行われることになっていたが、柏戸が参加しなかったので義に厚い玉垣は遠慮して横綱の土俵入りはしなかった。

翌年、大関在位10年現在のまま生涯を終えた。


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小浜神社の天井絵

 小浜神社は島原の乱後、延宝7年(1679)に島原の藩主松平定房により造営され、小浜町民の氏神様で、温泉の神様として崇敬されている。

 もとは温泉街の背後の丘の上にあったが、諸般の事情により平成7年(1995)剣柄神社の地に新しく社殿を建立し、小浜神社として合祀した。

 本殿の天井には一夜で描かれたという龍の絵がある。言い伝えによると寛政の大地震(1792、島原大変肥後迷惑といわれた)の折、小浜神社の龍が天に舞い上がり、村人に大津波が起こることを告げ、普賢岳から流出する溶岩を身をもって防ぎ、村人の命を救ったという。


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天井絵
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拝殿
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本殿
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神社名 小浜神社
住所 長崎県雲仙市小浜町北本町853
TEL 0957-74-2567
御祭神  
創建年  
社格  
建築様式  
駐車場
御朱印