【島根県出雲市】日御碕神社
日御碕神社
日御碕神社の所在の浦は、『出雲国風土記』にみえる「御前浜 広さ一百二十歩あり。百姓の家あり」とみえる御前浜にあたる。
その「百姓」の「御崎の海子」が採集する鮑は名品であったという。『風土記』には現・日御碕神社の祖形とされる「美佐伎社」「御前社」「百伎塊社」がみえる。「美佐伎社」が素戔嗚尊を祭る上の社(神の宮)、元は経島にあったと思われる「百伎塊社」が天照大神を祭神とする下の社(日沈宮)とされ、「御前社」は不明である。「伊勢神宮は日の本の昼を守り、日御碕大神宮は日の本の夜を守る」との伝承を受け止めれば、夜を治める「月夜見命」も鎮座していることに注目したい。
祭礼としては毎年八月七日の夕方日沈みの宮の旧社地に鎮座する経島神社での「夕日の祭」、旧暦一月五日に宇龍港の権現島に鎮座する熊野神社で行われる和布刈神事、そして秘祭として大晦日に行われる神劔奉天神事がある。
楼門
日沈宮
神の宮
神社名 | 日御碕神社 |
住所 | 島根県出雲市大社町日御碕455 |
TEL | 0853-54-5261 |
御祭神 | 天照大御神、神素戔嗚尊 |
創建年 | |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | |
御朱印 |