【東京都江東区】亀戸香取神社
一、御祭神
香取神社の御祭神経津主神は千早振る神代の昔、天照大神のご命令により、鹿島大神と共に葦原瑞穂国(日本の国)の平定に手柄を立てられた威霊優れた国家鎮護の神として仰がれる戦国武将の祖神であります。然も御本宮が神武天皇の御代に東国下総に鎮座されましたことは非常に意義あることで、日本国の守護を固めた事になり、更に農業に深い関係がり、国土開発に多大の功績のあった産業の祖神でもあります。
故に大和朝廷におかれても殊に崇敬が篤く、中臣氏(後の藤原氏)は香取・鹿島両宮を氏神として忠誠を捧げ崇敬を尽されたのであります。
一、御由緒
天慶の昔、平将門が乱を起こした時、追討使俵藤太秀郷が当社に参籠し戦勝を祈願して戦いに臨んだところ、目出度く乱を平らげたので神恩感謝の奉斎として弓矢を奉納、勝矢と命名されました。現在でもこの故事により勝矢祭が五月五日(武者行列)に執り行われております。 元禄十年検地の節は改めて社寺の下付があり、徳川家の社寺帳にも載せられ古都古跡十二社の中にも数えられております。
以来益々土民の崇敬が篤く、郷土の守護神というばかりでなく、御神徳が四方に及びましたので、葛飾神社香取太神宮と称え奉るに至りました。
当社の創立は天智天皇四年(665)、藤原鎌足公が東国下向の際、この亀の島に船を寄せられ、香取大神を勧請され太刀一振を納め、旅の安泰を祈り神徳を仰ぎ奉りましたのが創立の起因であります。
一、御神徳
最近ではスポーツ振興の神として広く氏子内外を問わず参拝されております。
その他、交通安全・家内安全・厄除・開運祈願等御神徳の随に毎日このような趣旨による御祈願を受け付けて御奉仕いたしております。
前にも述べたように大神は天より国土平定に当たられ、日本建国の礎を築かれた大功神であり、歴代の天皇をはじめ源頼朝・徳川家康・秀忠・頼房等の武将の篤い崇敬を受け、又塚原卜伝や千葉周作をはじめ多くの剣豪の崇敬も篤く、現代でも武道修業の人々は大神を祖神と崇めております。
拝殿
神社名 | 亀戸香取神社 |
住所 | 東京都江東区亀戸3丁目57−22 |
TEL | 03-3684-2813 |
御祭神 | 経津主神、武甕槌神、大己貴神 |
創建年 | 665年 |
社格 | |
建築様式 | |
駐車場 | |
御朱印 |