【福岡県筑前町】仙道古墳
福岡県筑前町の仙道古墳
国指定 史跡 仙道古墳
整備状況
整備以前、古墳は墳形や周辺施設がどのような状況であるのかわかりませんでした。しかし、発掘調査により現在のかたちであることが判明しました。
墳丘は、2重の周溝を持つ2段築成の円墳で、周囲に埴輪をめぐらし、古墳の入口部分である周溝の端部には盾持武人埴輪が立てられていました。石室は、基底部の石材を残すのみで、上部および天井石は取り去られていました。しかし、残った石材には、赤や緑色の彩色で〇や△の幾何学文が描かれていました。
整備は、まず装飾を持つ石室を保護するために覆屋をつくり、その上に墳丘をかたちづくるために盛土を積み上げ、盛り上げる際、途中にテラスを設け墳丘の2段築成を復元しました。墳丘の周囲には2重の溝を平面形状的な復元を行い、古墳の入口部分に盾持武人埴輪をたて、墳丘の周囲とテラスに円筒埴輪などを巡らせました。
古墳名 | 仙道古墳 |
住所 | 福岡県朝倉郡筑前町久光102 |
築造年代 | |
型式 | 円墳 |
大きさ | |
石室 | 横穴式石室 |
駐車場 | 有 |
備考 | 公開日のみ見学可 |