【福岡県久留米市】高良大社
御由緒
高良の大神は、悠久の昔から筑後川の流域に生活してきた人々が、その生活守護の大神様として奉事して参りました。筑後国一の宮であります。御社殿御創建は履中天皇元年で西暦400年と伝えています。また、朝廷の御尊崇も篤く国弊大社に列せられ、古くは式内明神大社として勅使の御参向を得て祭礼が行われた。勅諚によって御神幸も始められました。江戸末期までは、神仏習合の思考のもと天台の僧徒多数奉仕し、山内に二十六ヶ寺三百六十坊もあったということです。
八葉石碑残欠
「八葉石」とは高良山における神籠石の古名、この碑には高良山神籠石由来と第五十世座主寂源僧正についての発掘、経緯が詳しく記されていた。貞享二年(1685)6月禅僧法雲明洞(小倉広寿山福聚寺第二世)が撰した高良山八葉石記の全文を第五十七世座主亮恩僧正が大石に刻ませて建てたもの。神籠石発掘の記念碑として日本考古学史上に重要な意義を持つ。もと参道入口、二の鳥居近くにあったが明治初年、神仏分離の際、破却され碑石は社領手水舎の大水盤に転用されている。
八葉石碑残欠
拝殿
本殿
神社名 | 高良大社 |
住所 | 福岡県久留米市御井町1 |
TEL | 0942-43-4893 |
御祭神 | 高良玉垂命、八幡大神、住吉大神 |
創建年 | 400年 |
社格 | 国弊大社、式内明神大社 |
建築様式 | 権現造(万治3年・西暦1660年) |
駐車場 | 有 |
御朱印 |